若い頃は映画のオ-プニングとエンディングにかなりこだわりがあった時期もあった。
そんなことさえ遥か昔に忘れてしまっってからさえ何年経ったことだろう。
それが「ダイハ-ド4.0」の劇中でC.C.Rの「Fortunate Son」が流れ、エンディング・クレジットではフル・コ-ラス聴いた。
そして「THE DEPARTED」のエンディング・クレジットではロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)のスィ-ト・ドリ-ム(Sweet Dreams) がいきなり流れてきた。
何十年ぶりだろう。
目を開いてはいても、もはや画面など見てはいなかった。
ただ懐かしさと、ロイ・ブキャナンの奏でる音の世界に浸った。
音楽とは不思議なもので、ソフトバンク・ホ-クスにブライアン・ブキャナンが入団したときなどは、「今年はホ-クスの優勝で決まりだな、なにせ「メシアが再び」 注(メシアとは救世主のこと)が入団してきたのだから。」なんてことを思いながら、結局ロイ・ブキャナンを聴くことはついぞなかった。
それがエンディング・クレジットでは体に電流が走る程の衝撃と懐かしさを感じるのだから。
余談になるが、最近ディ-プ・パ-プルを聴いたときにはイアン・ペイスのドラムが最高によかったしC.C.Rを聴いたらジョン・フォガティのヴォ-カルが最高だし、自分が好きなギタリストはやっぱりロイ・ブキャナンかなぁ、なんてすぐ思うくらいだからリ-・リトナ-のギタ-聴いたらすぐに「こいつが最高!」と言い出すだろうと思っている。
ちなみに今好きなベ-シストといえばQUEENのジョン・ディーコ